19日の日銀会合の結果は事前に報道されていた内容
(ETF購入の6兆円削除、金利変動幅上下0.25%)となり、
為替への影響は限定的でしたが、日経平均は下落。
(ETF購入がTOPIX連動に限定された事も影響)
また、20日にはトルコのエルドアン大統領が
中銀総裁を解任と報道があった事が嫌気され
本日はトルコリラが急落していますね。
ドル円やユーロ円など他通貨も下に窓を開けて取引が開始され、
株安円高のリスクオフとなっていますが、
クロス円はトレンドの変化に注意。
ユーロ円は128.99まで下に窓を開けた後、
10時45分現在は窓埋めに向けて129円前半まで反発してきましたが、
上値は重い状態。
今後再び下げて当日安値(128.99)を切り下げた場合は、
価格が25日移動平均線を割り込む事にもなりますので、
達成した場合は売り注文を発注したいと考えています。
【ユーロ円 日足チャート】
また、豪ドル円に関しましても3/18の相場で
上ヒゲ陰線を形成してから反落継続。
他通貨と同様に窓埋めに向かって買い戻されましたが、
84円を回復してから再び反落。
豪ドル円も当日安値(83.74)を切り下げて
25日移動平均線が示す83.50付近を割り込むようであれば、
売り目線で対応したいと考えています。
【豪ドル円 日足チャート】
現時点では日経平均株価も600円を超える下げ幅となっており
TOPIXも下げていますが、日銀が後場に動いてくるか注目。
指数が回復するようであれば、
為替の下げ(円高)も落ち着く可能性がありますので、
もうしばらく動向を見守りながら判断したいと考えています。
また、値動きやトレンドに目立った変化などございましたら
改めて解説させて頂きますので、一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
14:00 [日本] 1月景気先行指数(CI)・改定値
18:00 [ユーロ] 1月経常収支
22:00 [アメリカ] パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
23:00 [アメリカ] 2月中古住宅販売件数