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ビットコインの100,000ドル達成は2022年に潰え、金価格は上昇する。最良のインフレ・ヘッジ手段は果たしてどちらか

執筆: Andy Hecht仮想通貨2022年02月01日 00:16
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ビットコインの100,000ドル達成は2022年に潰え、金価格は上昇する。最良のインフレ・ヘッジ手段は果たしてどちらか
執筆: Andy Hecht   |  2022年02月01日 00:16
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この記事はInvesting.comの独占記事である。

  • 暗号資産の信者は、価値が目減りするのを見守る

  • 規制当局にとってはこの上ない喜び

  • 悪夢再び

  • 高い金利を提供するフィアット通貨に、暗号資産は取って代えられる

  • 金は急成長中の暗号資産をアウトパフォーム

2021年11月初旬、BitcoinEthereumが11月10日につけた史上最高値に向かっていた頃、暗号資産の強気筋たちは、年末までにビットコインの価格が1トークンあたり10万ドルに達すると呼びかけていた。それが実現していれば、BTCの時価総額は3兆ドルのレベルに達していたことになる。

しかし11月10日、ビットコインとイーサリアムが史上最高値を更新した後、反落して前取引日よりも低い価格で終了したことで、強気筋に流れていた音楽は突然停止した。当初、デジタル通貨の愛好家たちは、この値動きを単なる利益確定の動きとみなし、変動の激しい暗号資産が再び上昇することを期待し続けていた。

しかし、ビットコインとイーサリアムは価格が回復することはなかった。この2つのトークンは、1月下旬にかけて安値と一時的な上昇を繰り返しながら下落していった。先週は、株式市場で売りが続いたため、さらに安値を更新した。

昨年、一部のアナリストはビットコインやイーサリアムなどの暗号資産が消費者物価指数や生産者物価指数とともに上昇したことから、インフレ・ヘッジと呼び始めた。彼らは、は死んだ資産であり、金は急成長している暗号資産に取って代わられたとまで言い切っていた。

しかし2022年初頭、金は輝きを放ち、暗号資産は低迷し続けている。何年もアウトパフォームを続けてきたが、今年の1月、暗号資産は金よりもずっとパフォーマンスが悪い。

この傾向が続くかどうかを判断するのはまだ時期尚早だが、金は歴史的にみても、暗号資産に比べてはるかに安定した資産である。加えて、政府や伝統的な銀行家の影響力のあるグループは、2022年に暗号資産が経済の歴史書の中に消えることを望んでいる。

暗号資産の信者は、価値が目減りするのを見守る

11月10日の史上最高値以降、暗号資産の値動きは実に醜いものになっている。この日、BitcoinEthereumの先物は、価格が新高値まで上昇して前日の安値を下回って取引を終えたため、日足チャートは弱気のキー・リバーサル・パターンに入った。弱気への反転は市場の調整を示唆するが、暗号資産においてはこれが大混乱に陥った。

Bitcoin Futures Weekly
Bitcoin Futures Weekly

出所:CQG

週足チャートでは、11月中旬の1トークンあたり69,355ドルから、直近の安値である先週の32,855ドルまでの下落を示している。ビットコイン先物は、高値から安値まで52.6%の下落となり、価値の半分以上を失った。この最も有名な暗号資産は、1月28日には37,000ドル近辺で推移していたが、1月31日時点では37,000ドルのすぐ上で取引されている。イーサリアム先物の値動きも醜いものだった。

Ethereum Futures Weekly
Ethereum Futures Weekly

出所:CQG

イーサリアムは先週、先物1月限の4,902.75ドルから安値の2,158ドルまで56%下落して、価値が崩壊している。現在も2,425ドル近辺と直近の安値から遠くないところに位置している。

規制当局にとってはこの上ない喜び

昨年、暗号資産の価格が高騰し、当資産クラスの時価総額が2兆6,000億ドルに達して、11月中旬には市場全体の評価額が3兆ドル以上になる可能性が出てきたとき、世界中の政府規制当局や政府関係者は、ヘッドライトに照らされた鹿のように受け身姿勢でただ動向を見守っていた。先週末には暗号資産の全体的な評価額が1兆7,300億ドルにまで急落したため、規制当局らは今、実にホッとしていることだろう。

時価総額が減少し、ビットコインやイーサリアムをはじめとする多くの暗号資産の価格が下落したことで、投機的な熱狂が弱まり、規制当局がこの資産クラスにどうアプローチするかを検討する時間ができた。米国とNATOに狙われているロシアでは、暗号資産を制限することである。中国はすでに公式に暗号資産の取引活動を抑制している。

2021年後半から2022年前半にかけて暗号資産が下落したことで、米国や欧州の規制当局は、マネー・サプライのコントロールを脅かすこの資産クラスが再び値上がりし始めたときに、どのように規制するかを検討する時間ができた。

悪夢再び

暗号資産は近年、不安定な動きをみせている。そのため、今回の下落は驚くことではない。

強気の市場が直線的に動くことはめったになく、最も不安定で流動性の低い資産の調整局面はしばしば醜いものとなる。材木先物は、2021年5月に1,000ボード・フィートあたり1,700ドルを超える史上最高値から、2021年8月に488ドルの最安値まで急落した後、2021年末に1,170ドル台を超え、2022年初頭に1,300ドルを超えた後、1,000ドル台に戻った。

価格変動に関しては、ビットコインも負けず劣らず悪名高い。

Bitcoin Futures Monthly
Bitcoin Futures Monthly

出所:CQG

このチャートは、ビットコインで爆発的な上昇と爆裂的な調整が起きたことを示している。

  • 2017年12月の高値20,650ドルから2018年12月の安値3,120ドルまで急落

  • 2019年6月の13,915ドルへの上昇は、その後2020年3月の4,120ドルへの調整を誘引

  • 2021年4月にビットコインを65,520ドルまで押し上げた後、2021年6月には28,800ドルまで暴落

  • 2021年11月中旬の69,355ドルの最後のピークは、これまでのところ、先週の時点で32,855ドルの安値まで調整

最近の値動きに驚いた人は、過去4年間のビットコインの変動の歴史を振り返ってみるといい。

高い金利を提供するフィアット通貨に、暗号資産は取って代えられる

米国連邦準備制度理事会(FRB)は、インフレ圧力の上昇に対して金融引き締めを行う用意があると宣言した。FRBが膨らんだバランス・シートを縮小することにより、これまでの金融緩和策から今後数ヶ月で引き締め政策へと変わっていく。

政策金利がゼロ%からの利上げ開始が数週間後に迫っており、米国の中央銀行は今後数ヶ月にわたって積極的に短期金利を引き上げる準備ができているようだ。米ドルが世界の基軸通貨であることから、他国の中央銀行はFRBに追随するだろう。米国30年債先物は最近、ダウンサイド・テクニカル・レベルを割った。

30-Year Treasury Bonds Monthly
30-Year Treasury Bonds Monthly

出所:CQG

債券先物ロングの月足チャートをみると、直近の安値は153.07で、2019年7月以来の安値水準となっている。債券価格は利回りに反比例して動くため、長期金利は上昇している。

フィアット(法定)通貨の利回りが上昇すると、暗号資産もそれに対抗しなければならない。暗号資産の信者たちは、この資産クラスがインフレ・ヘッジであると主張してきた。とはいえ、11月中旬以降、法定通貨の金利上昇の見通しが暗号資産の価値を圧迫している。

金は急成長中の暗号資産をアウトパフォーム

金は歴史的にインフレの代表的なバロメーターとなっているが、昨年は金価格が3.51%下落したため、2021年はその他のコモディティ資産クラスをアンダーパフォームした。COMEX金先物は、2021年12月31日に1オンスあたり1,828.60ドルで取引されていた。

一方、2021年の最終取引日のビットコインは47,985ドル、イーサリアムは1トークンあたり3,791ドルだった。暗号資産の時価総額は、2021年末時点で21億6600万ドルだった。

2022年1月28日、金は約1,784.90ドルで取引されており、2022年のこれまでのところ2.4%の下落に留まっている。同日のビットコインは37,085ドルと年初来22.7%の下落、イーサリアムは2,625ドルと30.7%以上の下落となっている。1兆7300億ドル程度の時価総額は20%以上失われた。金は2022年1月に暗号資産を大きくアウトパフォームした。

どの資産が最も優れたインフレ・ヘッジであるかという議論は今後も続くと思われるので、暗号資産と比較して金の動向にも注目しておこう。

暗号資産はボラティリティが高いものだが、おそらく今後もその通りとなるだろう。上昇市場では、合理的、論理的、整合的な分析を覆すようなレベルまで価格が上昇し、その逆もしかりだ。どのような市場であっても最高値で売り、底値で買う、ということは不可能である。

11月10日の時点では、ビットコインは1トークンあたり10万ドルになると期待する人々が勝利の美酒に酔いしれるのは時間の問題のように思えた。現在では、1トークンあたり1万ドルが手の届くところにあるようにみえるが、これは2022年の頂点というよりも底辺に近づいたことを意味しているのかもしれない。

一方、1999年に始まった金の長期的な強気相場は依然として維持されている。ピボット・ポイントである1,800ドルを下回ったところで、金は2020年8月の史上最高値までの動きなぞり、一定程度値上がりしたら利益を確定する、という動きが続いている。

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