レートチェックとは何か

発行済 2026-01-26 16:57
1月24日の日本時間午前1時ごろ、米国ニューヨーク市場でレートチェックが実施された模様である。ドル円は一時155円台まで下落した。レートチェックとは、日銀が相場水準を確認する行為であり、実際の介入直前に行われるものだ。実体を少し紹介すると、日銀と金融機関の間には介入専用の電話回線が設けられており、この回線を通じて「今ドル円いくらですか」とレートを確認してくるもの。市場ではこの動きが介入直前の行為として認識されており、こうした情報が漏れ伝わることによって、結果的に相場に大きな影響を与えることがある。

今回のレートチェックは、片山財務相が「投機的な動きに対してあらゆる手段を排除しない」と発言していたことや、米国のベセント財務長官と円安に関する懸念を共有した流れの中で行われた。参考までに、2022年以降、過去の円買い介入規模は、2022年9月22日(約2.8兆円)、同年10月21日・24日(約6.3兆円)、2024年4〜5月(約9.8兆円)、同年7月(約5.5兆円)であった。尚、シカゴIMMの投機筋の持ち高をみると、1月20日時点で円ショートは約4.5万枚で推移している。レートチェックで円がかなり買い戻されたとみられ、このまま一本調子でドル円が下がるとも考えにくい。
 
詳細は以下の動画をご覧ください。

 
 

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