為替市場は円高からドル安にシフト

発行済 2026-02-03 16:17
1月24日のレートチェック、トランプ大統領のドル安容認発言により、ドル円は一時152円10銭まで下落したが、27日をピークに円高は一服し、30日17時時点では153円76銭で推移している。背景にはベセント財務長官が「米国は常に強いドル政策をとってきた」と発言し、協調円買い介入の可能性を否定したことがある。

日本の政策金利は中立金利のレンジ(1.0〜2.5%)の下限にすら届いておらず、実質金利は依然としてマイナス圏にある。貿易赤字の拡大も見込まれることから、円高が続く環境にはそもそもないと考えられる。

一方、米国ではFOMCが4会合ぶりに政策金利を据え置いた。パウエル議長は「正常化の相当部分が既に完了した」と述べ、当面の利下げ休止を示唆。Weekly Economic Indexによれば、米経済は前年比2.5%成長と潜在成長率を上回っており、次の利下げは6月まで見送られる可能性が高い。

国内では総選挙前の世論調査で与党優勢が報じられている。来週はFRB議長人事の公表が見込まれ、ドル円は153円付近を下値に155円台をうかがう展開が予想される。

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