【マーケットコメント】-USD/JPY、119円割れを意識
本日もUSD/JPYは、119.00-121.00を中心レンジと想定したい。ただ、上述の通り米金利の上昇を背景としたドル高に期待できない以上、トレンドは株式市場次第となろう。より注意すべきは、株安を背景とした119円割れリスクだろう。市場関係者が注視している上海株式は現状、3,000-3,250のレンジ相場を形勢中。
しかし、直近は25日MAを突破し切れずに下限をトライするムードが強まっている。再び3,000ポイント割れとなれば、日経平均が追随することで円高圧力が強まろう。
また、テクニカル面でも119円割れの可能性が高まっていることを示唆している。9月上旬以降、レジスタンスラインとして意識されてきたのは200日MAだった。
しかし、昨日は120.15レベルで推移している日足の一目/転換線で上値がレジストされた。本日も同じ状況となれば、テクニカル面でも119円割れを視野に円高圧力が強まる展開が想定される。