今日の発見!(そんなコーナーあったのか!?)
今まで「対処療法(たいしょりょうほう)」だと思っていましたが、
「対症療法(たいしょうりょうほう)」が正解だったこと。
症状に対する療法と考えれば、確かに後者が正解ですわ。
今朝の新聞にゴールドマンサックスがSECから提訴されたことを受けて、
AIGもGSに対して法的措置を検討とのニュースがありました。
さすが訴訟王国アメリカ、と思いましたが、
そもそもSECの提訴は3対2でぎりぎり決まったというニュースがあり、
その後決算が好結果だったことなどからいつの間にかリスク回避は解消され、
円売り状態に戻っています。
英・独の政治家が政府に対してGSと関係を断つよう要請した(WSJ)
米ホワイトハウス、ゴールドマン提訴への関与を否定(WSJ)
といったニュースもあり、GS関連では色々と話題に事欠きません。
とりあえずはドル買い方向への動きとなっていますが、
GSの火種は完全には消えていないということだけ頭の隅に置いておくことにしましょう。
また、昨日はギリシャの13週物の入札がありましたが、
これも無事消化されました。しかしながら金利は依然として異常に高騰。
CDSの開きもやばい状態になっていますので、
ユーロ買いは危険な状態が続いています。
こちらの火種は徐々に大きくなっているように思えますが、
昨日一時的にEUR/USDが1.35台に乗せてきた後、
絶好の戻り売りポイントとなりました。
現時点で1.3420付近まで下落していますが、
いずれ火種が燃え上がり、どかんとはじけると考えていますので、
引き続きEUR/USDは下向きと見ておくことにします。
さて本日は朝の時点で時間足、4時間足を確認したところ、
今日は調整の日だ、と見ましたが午前中は日経平均が堅調に推移し、
円高進行を阻んでいます。
もう少しアク抜きしてくれないと買うに買えないのですが、
午後から日経平均、ダウ先が軟調になってくれれば、
クロス円売りを発動させていきたいと思います。
また今日の夕方(17時30分)にはBOE議事録と英失業率の指標があります。
今月のBOEはサプライズなく過ぎ去ったので、
議事録もそれほど大きな動きにはつながらないと思いますが、
失業率のほうは悪化となると不安定な地合いのポンドはすぐに売りに傾きそう
ですので、基本的にはポンドはショート狙いで見ていきます。
今日の狙い目
<今日のポイント>
BOE議事録と英失業率の結果
ドル円
1時間足を見ると一本調子で上昇してきていますが、
93円台に乗せてきてからやや調子が崩れてきています。
日足では93円70銭付近のレジスタンスラインが意識されますので、
そこまでは上昇の可能性がありますが、
そこからは利食い&戻り売りがでてくるかも知れません。
レジスタンスラインを抜けないようであればショートを狙いますが、
基本的にはドル買い、円売りの流れだと思いますので、
ショートの利食いは早く、押し目買いはじっくりと育てていきます。
ポンド円
欧州からNYタイムにかけては142円から143円の狭いレンジ
にとどまり、やや行き場をなくした感じです。
142円中盤は越えてきて一つレンジアップはしていますが、
143円70銭のフィボ61.8%ラインをバックに戻り売りを狙いたいところ。
142円80銭を下抜いてきたら売り増してもいいかも。
ターゲットは141円50銭です。
豪ドル円
やはり強い豪ドル円。
83円後半から87円手前まで一気に駆け上がってきました。
ターゲットの87円には届かなかったものの、
86円台で利食いして大きく獲ることができました。
今日は調整がありそうですので再び様子見に戻ります。
今回の下から上の半値の85円60~80銭あたりで再度仕込みたいですね。