NY市場サマリー(9日)
- 執筆:Reuters
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アーキュール(ArQule, Inc.)は癌や希少疾患を治療するための療法の研究・開発を行うバイオ医薬品会社である。【事業内容】同社の薬は多種の癌と非腫瘍学的兆候に関与する生物学的経路に焦点を当てる。臨床段階のパイプラインは、標的とされる患者集団に属する約4つの候補薬から成り立つ。同社の製品候補には、「ARQ 531」、「Miransertib」(ARQ 092)、「ARQ 751」が含められる。「ARQ 531」は野生型およびC481S変異型のブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)の強力且つ可逆的な二重阻害剤である。「ARQ 092」はプロテインキナーゼB(AKT)、セリン/スレオニンキナーゼの強力で選択的な阻害剤である。ARQ 751は、AKTの強力且つ選択的な阻害剤で、AKTを保有する固形腫瘍、ホスホイノシチド3-キナーゼ(PI3K)の臨床開発段階にある。「ARQ 087」は、線維芽細胞を優先的に阻害するように設計されるマルチキナーゼ阻害剤である。