1313GMT 19日
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
20日終値 前営業日終値
株 FT100 5243.40(‐38.14) 5281.54
クセトラDAX 5811.77(‐40.79) 5852.56
金 現物午後値決め 1061.75 1050.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 99.170 (+0.005) 0.445(0.405)
独連邦債2年物 1.378(1.428)
独連邦債10年物(12月限) 121.90 (+0.60) 3.231(3.292)
独連邦債30年物 3.982(4.021)
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<為替> ドルが対主要通貨バスケットで14カ月ぶり安値付近で推移している。欧州・
アジアの当局者がドル下落に言及したものの、オプション絡みの買いを背景に、
ユーロ/ドルは1.50ドルを上抜けることができないほか、ドル/円は一時90.08
円に下落した後、90.33円付近で推移している。
<株式> ロンドン株式市場は反落。カタールによるバークレイズ
けて銀行株が売られた。予想を下回る米指標も市場心理を圧迫した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は一時、5298.54をつけた。
バークレイズは4.8%安。カタール投資庁(QIA)傘下のカタール・ホールディン
グが同社株13億ポンド相当を売却することが明らかになった。
他の銀行株ではHSBC
米国が決算シーズンのなか、好決算が続けばFT100種指数は最高値を更新する可能
性があるとアナリストはみている。
米重機メーカーのキャタピラー
ものの市場予想を上回った。景気が回復している可能性を示す心強い兆候が見られるとし、
通年の業績予想を引き上げた。
米製薬大手ファイザー
った。
IGインデックスのチーフ市場ストラテジスト、デビッド・ジョーンズ氏は「現時点で
は株の急落を心配する理由はほとんどなく、FT100種指数は数日中に5300を上抜
けるというのが大方の見方だ」と述べた。
米経済指標は、9月の住宅着工件数が前月比0.5%増となり、予想を下回った。9月
の卸売物価指数は総合指数が前月比0.6%低下と予想外のマイナスとなった。
原油価格の下落を受け、石油・ガス株も安い。BGグループ
ヤル・ダッチ・シェル
鉱山株も軟調。ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)
ニロ
エクストラータ
食品小売り大手セインズベリー
益をセインズベリー買収に充てるのではとの憶測が広がった。
欧州株式市場は反落。米住宅着工・許可件数が予想を下回る弱い内容となった。またカ
タール投資庁傘下のカタール・ホールディングによる英銀大手バークレイズ
却を受けてバークレイズが下落、金融株を押し下げた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は5.17ポイント(0.50%)安
の1021.29。一時1031まで上昇し、4営業日連続で1年ぶり高値をつけた。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は22.33ポイント(0.76%)安
の2925.08。
金融株が軟調だった。バークレイズは4.8%安。カタール・ホールディングがバーク
レイズの株式13億ポンド(21億ドル)相当を売却した。これを受けて市場では、カタ
ールが巨額の株式売却益を英食品小売り大手セインズベリー
いかとの観測が強まった。
セインズベリーは5.4%高と急伸した。
その他銀行株では、HSBC
BS)
スイス
<.SX7P>は0.8%下落した。
前日発表された米テキサス・インスツルメンツ(TI)
好決算を受けた前向きな市場心理を、米住宅着工・許可件数が水を差した。9月の米住宅
着工件数は前月比0.5%増の年率59万戸と、市場予想の61万戸を下回った。
この日の企業決算はまちまちとなった。米キャタピラー
上回り、ファイザー
ヨーク・メロン
予想を下回った。
医薬品株が圧迫された。アストラぜネカ
メルク
%下落した。
公益事業株は上昇。エーオン DE>、GDFスエズ <ユーロ圏債券> 国債価格が上昇。独連邦債先物は約1週間ぶり高値をつけた。9月 の米住宅着工件数が予想を下回るなか、低リスク資産への選好が強まった。 米重機メーカー、キャタピラー 債券相場を圧迫する場面もみられた。 9月の住宅着工件数は前月比0.5%増の年率59万戸で、予想の61万戸を下回った。 集合住宅の着工件数が急減し、経済回復の道のりが穏やかでないことがあらためて意識 された。 独連邦債先物12月限 14日以来の高値をつけた。 出来高は約86万枚に回復。前日は43万枚程度に縮小していた。 独連邦債2年物 %。 同10年物 2・10年債の利回り格差は186bpでほぼ変わらず。 入札関連では、アイルランドが10億ユーロ規模の2012年債および2016年債の 入札を行い、結果は好調だった。10年物のアイルランド国債と独連邦債の利回り格差は 150bpと約2週間半ぶりの水準に縮小した。 [東京 21日 ロイター]