1250GMT 28日
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
29日終値 前営業日終値
株 FT100 5137.72(+57.30) 5080.42
クセトラDAX 5587.45(+91.18) 5496.27
金 現物午後値決め 1040.50 1031.75
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 99.220 (‐0.015) 0.417(0.402)
独連邦債2年物 1.382(1.297)
独連邦債10年物(12月限) 121.10 (‐0.57) 3.328(3.255)
独連邦債30年物 4.071(4.022)
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<為替> ドルが対ユーロで下落。第3・四半期の米国内総生産(GDP)速報値がプ
ラス成長に回復するなか、リスク選好の流れでドルの逃避的な買いが後退した。
<株式> ロンドン株式市場は反発。第3・四半期の米国内総生産(GDP)速報値が
予想を上回ったことを好感し、銀行・鉱山株中心に値上がりした。
この日発表された第3・四半期米GDP速報値は前期比年率で3.5%増と市場予想の
3.3%増を超えた。2008年第2・四半期以来5四半期ぶりにプラス成長を回復し、
米経済が景気後退から脱したことを示した。
銀行株の上げが目立った。ロイズ・バンキング・グループ
の資産保護スキームからの脱却を目指し、株主割当発行などを通じた資本増強を検討して
いることを明らかにし、資本増強計画をめぐり英政府や当局と「突っ込んだ協議」を行っ
ているほか、欧州委員会とも協議中であると説明した。これに先立ち、ロイターは、同社
が200億ポンド強の資本調達計画をまとめたと報じた。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
実上英政府の管理下にあるが、政府の資産保護スキームの活用規模縮小を検討していると
みられている。
バークレイズ
スタンダード・チャータード(スタンチャート)銀行
ドル安にも支援され金属価格が急伸するなか鉱山株に買いが入った。米GDPが予想よ
り強かったことから商品需要をめぐる期待が高まった。
エクストラータ
ファガスタ
銅山のカザキミス
致したことを好感した。
前日下落した生保株がこの日は反発し、プルーデンシャル
ジェネラル
スタンダード・ライフ
た。
石油大手ロイヤル・ダッチ・シェル
となり、ボーザー最高経営責任者(CEO)が今後の見通しについて、非常に不透明で急
速な回復は予想していないと指摘した。
欧州株式市場は反発。第3・四半期の米国内総生産(GDP)速報値が5四半期ぶりに
プラスに回復したことが支援した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は17.26ポイント(1.76%)
高の997.49。一時、3週間ぶりの安値となる974.50をつけた。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は46.32ポイント(1.67%)高
の2824.78。
第3・四半期の米国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率で3.5%増と市場予想
の3.3%増を超え、2008年第2・四半期以来、5四半期ぶりにプラス成長に回復し
た。
クレディスイスの資産管理部門の副会長ボブ・パーカー氏は「米GDPの伸びは市場に
あった不透明要因を取り除いた。米景気後退が終息したことが示され、資金が市場に戻っ
てきた」とした上で「これが大幅な上昇の始まりとは考えていない。各国中銀が出口戦略
を実施し、市場から流動性を取り除いたときにどのような状況が発生するか懸念がある」
と述べた。
金融株の上昇が目立った。ベルギーのKBC
G
調達する方針を明らかにしたことを受け、KBCの株価は前日まで3営業日続落していた。
ING
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド
ロイズ・バンキング・グループ
却を目指し、株主割当発行などを通じた資本増強を検討していることを明らかにした。
最近売られていたサンタンデール
昇した。
<ユーロ圏債券> 反落。第3・四半期の米国内総生産(GDP)が予想を超える伸び
率となり、景気後退終息の兆候が示された。
米商務省が発表した第3・四半期GDP速報値は、前期比年率で3.5%増と市場予想
の3.3%増を超え、5四半期ぶりにプラス成長を回復した。
今週の過去最大規模の米国債入札やイタリア国債入札で、すでに圧迫されていた米国債
と独連邦債は、米GDP発表後に下げ幅を拡大した。
一方、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがギリシャの格付けを引
き下げ方向で見直すと発表したほか、ポルトガルの格付け見通しを「ネガティブ」に引き
下げたことを受け、独連邦債以外のユーロ圏国債の需要が高まった。
BNPパリバの金利ストラテジー部門代表シリル・ブージット氏は「債券市場は圧迫さ
れているが、今週はこれまで大幅に上昇していたことを考慮しなければならない」とし
「(10年債)利回りは3.30%付近で推移すると考えている。それを上回れば買いの
好機だ」と述べた。
1702GMT時点で、独連邦債先物12月限
121.09。一時は121.70の抵抗線を試した一方、121.21で清算後に
120.98まで下落する場面もあった。
独連邦債2年物
同10年物
イタリアの固定利付債(BTP)先物
リストによると、73億7000万ユーロのBTPと変動利付債の入札が好調だった。
10年物のギリシャ国債
水準である145.5bpまで拡大した。ロイターのチャートによると前日は136bp
だった。
ムーディーズによるポルトガルの格付け見通し引き下げ後、10年物のポルトガル国債
[東京 30日 ロイター]