(カッコ内は前営業日比、％は利回り）
ドル／円 終値 77.21/23
始値 77.20/23
前営業日終値 77.55/60
ユーロ／ドル 終値 1.4093/94
始値 1.4035/40
前営業日終値 1.3994/99
３０年債
（2105GMT） 107*11.00（‐1*24.00) =3.3590%
前営業日終盤 109*03.00（＋0*20.00) =3.2712%
１０年債
（2105GMT） 100*24.00（‐0*17.00) =2.0411%
前営業日終盤 101*09.00（＋0*03.50) =1.9823%
２年債
（2105GMT） 99*27.00（‐0*00.25) =0.2042%
前営業日終盤 99*27.25（＋0*00.25) =0.2001%
ダウ工業株３０種（ドル）<.DJI>
終値 11414.86（＋275.56）
前営業日終値 11139.30（‐100.96）
ナスダック総合<.IXIC>
終値 2548.94（＋75.11）
前営業日終値 2473.83（‐ 6.50）
Ｓ＆Ｐ総合５００種<.SPX>
終値 1198.62（＋33.38）
前営業日終値 1165.24（‐ 8.73）
ＣＯＭＥＸ金（12月限）（ドル／オンス）<2GCZ1>
終値 1817.60（‐55.70）
前営業日終値 1873.30（ ‐3.60）
原油先物（10月限）（ドル／バレル）<2CLV1>
終値 89.34（＋3.32）
前営業日終値 86.02（‐0.43）
ＣＲＢ商品指数（ポイント）<.CRB>
終値 339.81（＋4.59）
前営業日終値 335.22（‐2.84）
--------------------------------------------------------------------------------
＜為替＞ ユーロが上昇した。ドイツのユーロ圏財政危機国への支援参加をめぐり、独
連邦憲法裁判所が違憲申し立てを棄却したことで債務懸念がいったん後退した。ただ欧州
中央銀行（ＥＣＢ）理事会を翌日に控えていることから、ユーロの上昇は限られる可能性
がある。独連邦憲法裁判所の判断を受けてリスク選好度が高まり、豪ドルやスウェーデン
クローナなど高利回り通貨が買われる一方、ドルは下落した。また米シカゴ地区連銀のエ
バンズ総裁が、雇用市場を支援するために一段の金融緩和が必要との見解を示したことも
ドルを圧迫した。
ＮＹ外為市場：［USD/J］
--------------------------------------------------------------------------------
＜債券＞ 利食い売りに押され国債価格が下落した。株高に加え、地区連銀経済報告
（ベージュブック）で景気判断がそれほど悪化しなかったことを受けて、安全資産として
の米国債の投資妙味が薄れた。オバマ大統領が８日の議会演説で、およそ３０００億ドル
の雇用対策を発表するとの見方も国債相場を圧迫した。またドイツのユーロ圏財政危機国
支援参加は違憲とする裁判で、原告の違憲申し立てを棄却する判断が下されたことを受け、
リスク資産に対する買い意欲が改善したことも重しとなった。
米金融・債券市場：［US/BJ］
--------------------------------------------------------------------------------
＜株式＞ 急反発。４日ぶりの上昇となる中、主要株価指数は軒並み２％を超える値上
がりを記録した。ユーロ圏財政危機国への支援参加をめぐるドイツ連邦憲法裁判所の判断
が好感された。ただ、投資家らは依然、慎重な姿勢を崩していない。この日の取引は薄商
いにとどまり、株式投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所（ＣＢＯ
Ｅ）のボラティリティー・インデックス（ＶＩＸ指数）も高止まりしている。業種別では
銀行株の値上がりが目立ち、ＫＢＷ銀行株指数<.BKX>は６％近く上昇。バンク・オブ・ア
メリカ
任したことが材料視された。
米国株式市場：［.NJP］
--------------------------------------------------------------------------------
＜金先物＞ 世界的な株価の堅調を眺めて大幅続落した。中心限月１２月物は前営業日
終値比５５．７０ドル（２．９７％）安の１オンス＝１８１７．６０ドルで終了した。ド
イツ連邦憲法裁判所は同日、ギリシャ第１次支援策などの違法性とドイツの参加取り消し
を主張した原告の訴えを棄却。ひとまず目先の不安材料が後退したとの見方からリスク投
資意欲が活発化した。加えて、前日に１９２３．７０ドル（電子取引ベース）と史上最高
値をつけた後を受け、利益確定の売りが誘われたことが下げ足に拍車を掛け、金先物相場
は早い段階で一気に４％超下げた。あと売られ過ぎ感や値ごろ感から幾分買い戻され、
１８００ドルの大台を回復したが戻りは限定的だった。
ＮＹ貴金属：［GOL/XJ］
--------------------------------------------------------------------------------
＜原油先物＞ 世界的な株価の持ち直しや荒天予報を手掛かりとした買いに急伸し、米
国産標準油種ＷＴＩの中心限月１０月物は前日比３．３２ドル（３．８６％）高の１バレ
ル＝８９．３４ドルで取引を終えた。中心限月の引値としては８月３日以来約１カ月ぶり
の高値水準。アジアに次いで欧州の株式市場も堅調に推移し、これを眺めて原油先物も高
寄りした。この流れを引き継いだ米市場でも、翌８日夜に予定される議会演説でオバマ大
統領が大規模な景気および雇用対策を打ち出すとの見方からリスク投資意欲が回復。さら
に、悪天候によるエネルギー商品の供給逼迫（ひっぱく）懸念が重なり、相場はほぼ１本
調子で上値を伸ばした。
ＮＹＭＥＸエネルギー：［CR/USJ］
--------------------------------------------------------------------------------
［東京 ８日 ロイター］