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欧州市場サマリー(16日)

発行済 2009-11-17 05:40

     1708GMT       13日

ユーロ/ドル   1.4963      1.4914

ドル/円    89.450      89.710

ユーロ/円   133.87      133.82

              16日終値    前営業日終値

株 FT100 5382.67(+ 86.29) 5296.38

  クセトラDAX     5804.82(+117.99) 5686.83

金 現物午後値決め 1130.00 1104.00

             先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(12月限)  99.270 (‐0.005)  0.442(0.422)

独連邦債2年物 1.175(1.210)

独連邦債10年物(12月限) 122.11 (+0.79) 3.296(3.383)

独連邦債30年物   4.008(4.095)

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 <為替> ドルが下落。10月の米小売売上高が予想を上回る伸びとなったほか、アジ

ア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で為替相場をめぐり米国・アジア首脳の見解

の不一致が浮き彫りとなったことを受け、ドルが売られている。

 <株式> ロンドン株式市場は4営業日続伸し、1年2カ月超ぶり高値で引けた。ドル

安を背景に金属価格が上昇したほか、底堅い米経済指標が市場センチメントを押し上げた。

 FT100種総合株価指数<.FTSE>は終値ベースでは前年9月以来の高値となった。

 鉱山株が高い。金が最高値を更新するなか金属価格が幅広く上昇したことが背景。

アントファガスタ、エクストラータ、リオ・ティント、ランド

ゴールド・リソーシズが4.8―7.8%値を上げた。

 プラチナ生産のロンミンは9.3%高。供給不足による価格上昇を背景に20

13年までに生産を20%引き上げると発表した。

 IGインデックスのセールス・トレーディング部門代表ティム・ ヒューズ氏は「今日

の大幅高を受け、今後数日間に少なくとも若干(株価が)後退する余地がある。ただ現時

点では、相場の勢いが戻ったとの見方から、いかなる(株価の)下げも買い進めの好機と

受け止められるだろう」と述べた。

 米原油先物が3.4%上昇し、エネルギー株が値上がりした。BGグループ

、BP、ロイヤル・ダッチ・シェルは1.2―2.4%高。

 銀行株も買われた。前週、堅調な第3・四半期業績を報告したHSBC

2.6%高と上げを主導した。バークレイズは1.3%、スタンダード・チャー

タードは1.5%それぞれ値を上げた。

 欧州株式市場は4営業日続伸し、1年1カ月ぶり高値で引けた。原油・金属価格の上昇

に連れ高となった商品(コモディティー)株が相場を押し上げた。

 FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は15.04ポイント(1.48%)

高の1034.45。

 DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は43.11ポイント(1.50%)高

の2926.15。

 経済指標はまちまちの内容。10月の米小売売上高は予想を上回って増加した半面、前

月の数字は大幅に下方修正された。11月のニューヨーク州製造業業況指数は前月から低

下した。

 鉱山株の上昇が目立った。プラチナ生産のロンミンは9.3%高。2013年

までに生産を20%引き上げる計画を明らかにした。

 アングロ・アメリカン、BHPビリトン、リオ・ティント、エ

クストラータなども値上がりした。

 米原油先物の上昇を背景にエネルギー株も高い。トタルなどが上昇し

た。

 銀行株も堅調。HSBC、サンタンデール、クレディ・スイス

VX>、UBSが1.4―2.6%値を上げた。

 自動車ダイムラーは4.4%高。アラブ首長国連邦(UAE)の投資会社ア

ーバル・インベストメンツの会長が、ダイムラーの持ち株比率引き上げを検討

していると述べた。

 半面、スウェーデン小売り大手H&M(ヘネス・アンド・モーリッツ)は3.

6%安。10月既存店売上高が予想外に3%減少した。

 <ユーロ圏債券> 政府債価格が上昇。先物は2週間ぶり高値をつけた。米指標が成

長面での懸念を示唆する内容となるなか、米国債が上昇、独連邦債は入札を控え利回り格

差がやや縮小した。

 ユーロ圏インフレが引き続き抑制されるなか、一部当局者は成長見通しに一定の警戒感

を示した。

 10月のユーロ圏欧州連合(EU)基準消費者物価指数(CPI)改定値は前年比

0.1%低下、5カ月連続のマイナスとなった。

 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのウェーバー・ドイツ連銀総裁は、金融状況は

最近安定したものの、金融市場もしくは経済成長のいずれにおいても持続的回復が得られ

たわけではなく、当局者は依然警戒しなければならない、と述べた。

 10月の小売売上高は前月比1.4%増と、予想を上回って増加する一方、自動車を除

く売上高は小幅な伸びにとどまり、引き続き消費者の慎重姿勢が浮き彫りになった。

 独連邦債先物12月限は121.99と11月3日以来の高値。清算値は前週

末49ティック高の121.81。

 独連邦債2年物利回りは1.9ベーシスポイント(bp)低下の1.188

bp。独連邦債10年物利回りは4.9bp低下の3.323%。

 2・10年物の利回り格差は213bpに縮小。前週末は219bpと9月初旬以来の

水準に拡大していた。

        [東京 17日 ロイター]

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