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欧州市場サマリー(22日)

発行済 2009-06-23 03:40
EUR/JPY
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BP
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    1330GMT 19日

ユーロ/ドル 1.3848 1.3940

ドル/円  95.860 96.260

ユーロ/円 132.72 134.20

              22日終値     前営業日終値

株 FT100 4234.05(‐111.88) 4345.93

  クセトラDAX     4693.40(‐146.06) 4839.46

金 現物午後値決め 919.25    935.25   

             先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(9月限)  98.880 (+0.010)  0.715(0.695)

独連邦債2年物 1.473(1.468)

独連邦債10年物(9月限) 120.18 (+0.49) 3.449(3.497)

独連邦債30年物   4.277(4.318)

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 <為替> ドルが対ユーロで上昇。ユーロ圏の景気と財政見通しをめぐる懸念がユーロ

を圧迫している。一方、世界的な景気回復に対する不安感を背景に高利回り通貨が下落し

ている。

 <株式> ロンドン株式市場は大幅下落。商品(コモディティ)価格の下落を受け鉱山・

石油メジャー株が売られた。

 スイスの資源大手エクストラータから対等合併の提案を受けたアングロ・アメ

リカンは逆行高となった。

 FT100種総合株価指数<.FTSE>は4月29日以来の安値で引けた。月初からでは

4.2%安となっている。

 アングロ・アメリカンは4.6%高。競合エクストラータによる合併提案が実現すれば、

時価ベースで680億ドル規模の企業となる。

 エクストラータは6.7%安。

 ロンミンは8.1%安。エクストラータが合併提案に絡み、24.9%のロンミン株を

売却する可能性があるとの思惑が圧迫した。

 商品価格の下落を受け、その他の鉱山株も安い。BHPビリトン、ユーラシア

ン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)、リオ・ティント、カザキミ

は4─7.5%値を下げた。

 ドル高を背景に石油価格が67ドル近くまで下落したことで、石油・ガス株も売られた。

ロイヤル・ダッチ・シェル、BP、BGグループは3.5─

6.1%値下がりした。

 キャピタル・スプレッズのセールス部門代表アンガス・キャンベル氏は「石油価格が下

落したことで株式が軟調となった」と述べ、イランの政情不安も市場心理を冷やした可能

性があると指摘した。

 フレスニロは7.5%安。MAGシルバーに対する敵対的買収提案を

撤回した。

 銀行株はおおむね下落した。バークレイズ、HSBC、スタンダード・

チャータード、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)

ロイズ・バンキング・グループは1.8─4%安となった。

 

 欧州株式市場は大幅安。指数は5週間ぶり水準に低下した。原油や金属価格が値下

がりするなか資源株に売りが出た。世界銀行が大半の主要国の経済見通しを下方修正した

ことも圧迫材料となった。

 FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は24.41ポイント(2.83%)

安の837.22。5月中旬以来の低水準で、約2カ月ぶりの大幅な値下がりとなった。

ただ3月上旬につけた安値からは30%戻している。

 DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は75.49ポイント(3.10%)安

の2359.28。

 原油価格が約4%安となるなかエネルギー株が下落。レプソル、トタル

、スタトイル・ハイドロなどが売られた。

 景気回復に対する警戒感から金融株もさえず。ソシエテ・ジェネラル、ナテ

ィクシス、コメルツ銀行などが下げた。

 世界銀行は、世界経済見通しについて、引き続き不透明感が非常に強いとし、大半の主

要国の2009年成長率見通しを下方修正。前例のない拡大的な金融・財政政策が景気回

復後にも継続された場合、将来の政策に悪影響を与えるとし、出口戦略について各国政府

に慎重になるよう求めた。

 KBC証券の首席エコノミスト、Luc Van Hecka氏は「相場が再度大幅に調整すること

はないと思われるが、短期的には引き続き振れの大きい展開が見込まれる」と語った。

 <ユーロ圏債券> 独連邦債10年物が1カ月ぶり高値をつけた。景気回復をめぐる懸

念から株が売られ、比較的安全な資産として債券への逃避買いが膨らんだ。

 独連邦債先物も、テクニカルな動きから、一時1カ月ぶり高値をつけた。

 米株式市場は最大2.5%下落。 株式投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプ

ション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)も31を上回

った。

 ING金利ストラテジスト、ウィルソン・チン氏は「株は下落し、一部リスク回避の動

きが出ている。とりわけ今週予定されている国債入札を考慮すれば、(独連邦債にとり)

明るいトーンとなっている」と述べた。

 独連邦債先物9月限は36ティック高の120.18。一時、1カ月ぶり高値

の120.28をつけた。

 独連邦債10年物利回りも一時、1カ月ぶりの水準となる3.439%ま

で低下した。その後はやや押し戻され、4.8ベーシスポイント(bp)低下の3.51

%となった。

 同2年物利回りは1.6bp低下し1.452%。

 2・10年物の利回り格差は3bp縮小し、200bp付近となった。

 独IFO経済研究所が発表した6月の独業況指数が7カ月ぶりの高水準となった。これ

を受け相場は軟調に始まった。

 ドイツが早ければ23日にも第3・四半期入札の計画を発表することから、今週は国債

増発懸念が高まると予想されている。

 また、週内に予定されているユーロ圏内での入札規模は約120億ユーロ。シンジケー

トの販売により、規模はこの約2倍となる可能性がある。

              [東京 23日 ロイター]

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