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1日の中国本土市場概況:上海総合1.8%安で反落、不動産セクターに売り

発行済 2018-08-01 16:47
更新済 2018-08-01 17:00
1日の中国本土市場概況:上海総合1.8%安で反落、不動産セクターに売り
1日の中国本土市場は値下がり。
主要指標の上海総合指数は、前日比51.87ポイント(1.80%)安の2824.53ポイントと反落した。
上海A株指数も下落し、54.44ポイント(1.81%)安の2958.05ポイントで取引を終えている。


不動産引き締めの動きを警戒。
中国共産党が7月31日の中央政治局会議で、「不動産価格の上昇を断固として阻止する」とし、引き締め政策を堅持する姿勢を明確化した。
深セン市政府は7月31日、住宅の転売を3年間禁止するなど新たな不動産引き締め策を発表。
即日で実施している。
上述の政治局会議で、経済の安定成長を維持する方針も決定されたことを手がかりに、指数は小高くスタートしたものの、上値は重く、徐々に売りが優勢となった。
引けにかけて一段安となっている。


不動産株が急落。
新城控股集団(601155/SH)が6.9%安、保利地産(600048/SH)が6.6%安で引けた。
ゼネコンや建材などのインフラ関連株も安い。
中国交通建設(601800/SH)が4.1%、安徽海螺セメント(600585/SH)が2.8%ずつ下落した。
ITハイテク関連株、消費関連株、自動車株、金融株、医薬株なども値下がりしている。


外貨建てB株の相場も値下がり。
上海B株指数が1.14ポイント(0.39%)安の291.79ポイント、深センB株指数が16.07ポイント(1.52%)安の1040.32ポイントで終了した。



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