投資家が米中貿易戦争交渉のさらなる進展を待っているため、ドルも金も下落した。
12月限金先物は、ニューヨーク商業取引所で、午後2時には0.4%下落しトロイオンスあたり1,209.8ドルとなった。
トランプ政権による中国製品への2000億ドルの関税賦課のデットラインが迫る中、投資家は中国と米国の貿易戦争交渉のさらなる進展に目を向ける可能性が高い。
先週、中国と米国の実務者協議が特に進展がなく終了したが、トランプ大統領は貿易戦争についてさらに議論するため、今年後半に中国の習近平国家主席と会談すると伝えられている。
ドルインデックスは、午後2時10分現在で0.12%上昇して94.61になった。指数は、米国の取引時間中に94.434に落ちていた。
米国とメキシコとの間のNAFTAの見直しに関する貿易交渉のニュースはまた、アメリカドルの逆風となった。