早くて今月中に米中貿易協議で合意に達するとの期待感によりアジア株式市場の株価は上昇している一方で金価格は下落している。
日本時間11時37分時点におけるニューヨーク商品取引所の4月限金先物は0.13%安の1トロイオンスあたり1297.45ドルとなっている。
米中貿易協議への期待感などの要因によりリスク選好が高まっているので、金価格は過去数週間で投資家にとって魅力的ではなくなっている。
ウォールストリートジャーナルによると、米国は中国製品に対して大半もしくはすべての関税を撤廃する用意があり、ドナルド・トランプ米大統領と習近平国家主席は早くて今月には合意する可能性があるとのこと。
この報道を受けて、アジア株式市場は特に中国株式市場は上昇した。
リスク選好の高まりによって金価格や米ドルなどの安全資産は下落している。
4日のドルインデックスは0.12%安の96.41となっている。