米連邦公開市場委員会(FOMC)による政策決定発表を前に、19日の金価格はほぼ横ばいとなっている。
マーケットは本日のFOMC声明では金利の変更を織り込んでいない。しかし、下半期に利下げを実施する観測が高まっている。
一般的に、金は低金利の恩恵を受けると考えられている。
日本時間午後4時48分時点のニューヨーク商品取引所における8月限金先物は、0.26%安の1347.15ドルとなっている。
一方、マーケットは米中貿易摩擦にも注目している。
ドナルド・トランプ米大統領は来週のG20首脳会議の場で習近平国家主席と会談する旨を自身のツイッターの投稿で述べた。このことから、米中貿易協議が再開される期待が高まっている。
「中国の習近平国国家主席との電話会議は良い内容であった。来週日本で開催されるG20首脳会談で続きを話し合う。そして、我が代表団が首脳会談の前に協議を始める」
米国株式市場とアジア株式市場はトランプ大統領のツイートを受けて値を上げて終値を迎えた。