【ブラジル】ボベスパ指数 100967.20 +0.24%28日のブラジル市場は3日続伸。
主要指標のボベスパ指数は前日比243.23ポイント高(+0.24%)の100967.20で取引を終えた。
100726.43から101562.52まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。
ブラジル株式市場に対するポジティブな見方が広がっていることが支援材料。
UBSインベストメント・バンクは最新リポートで、構造改革に伴う投資の拡大がブラジル経済を押し上げると指摘し、株式市場が一段と上昇するとの見方を示した。
一方、週末に米中首脳会談を控え、積極的に上値を追う展開はみられなかった。
【ロシア】MICEX指数 2765.85 -0.50%28日のロシア株式市場は反落。
主要指標のMOEX指数は前日比13.81ポイント安(-0.50%)の2765.85で取引を終了した。
2786.66から2761.46まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に売りに押された。
米中首脳会談を週末に控え、積極的な買いが手控えられた。
また、20カ国・地域(G20)大阪サミットでは米ロや米中首脳会談では大きな前進がみられないとの悲観的な見方も圧迫材料。
ほかに、MOEX指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、利益確定売り圧力も継続した。
【インド】SENSEX指数 39394.64 -0.48%28日のインドSENSEX指数は続落。
前日比191.77ポイント安(-0.48%)の39394.64、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同52.70ポイント安(-0.44%)の11788.85で取引を終えた。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。
モンスーン(雨季)の降雨不足を受け、インフレ率の加速懸念が強まった。
報告によると、6月26日まで1週間の降雨量は平年値を24%下回ったという。
インドにおける灌漑施設の整備が遅れているため、降雨量が農作物の収穫に大きく影響している。
【中国本土】上海総合指数 2978.88 -0.60%28日の上海総合指数は値下がり。
主要指標の上海総合指数は、前日比17.91ポイント安(-0.60%)の2978.88ポイントと反落した。
米中首脳会談を29日に控え、結果を見極めたいとするスタンスが強まった。
通商合意に対する楽観も一部でみられるものの、トランプ政権による追加関税の警戒感も依然としてくすぶっている。