16日の金先物価格は1400ドル台で高止まりとなっている。
午後3時12分における、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の8月限の金先物は、0.08%高で1414.65ドルとなっている。
15日に発表されたNYエンパイアステート製造業指数は、予想をはるかに上回った。また、中国では、鉱工業生産や小売売上高もどちらも好調であった。このような背景にもかかわらず、金価格は高止まりしている。
FRBによる政策金利では7月に利下げすることが予想されている。これにより、ドルは下押し圧力を受け、金は下支えされている。
また、米中貿易戦争では、ムニューシン米財務長官は対中電話会議が生産的ならば、ライトハイザー米通商代表部(USTR)とともに、今週にも会談に中国に向かうと述べた。
「我々は今週にも電話会議を予定しているが、生産的な進展が見られれば今後我々は訪中する機会を得ることになるだろう」
また ドルインデックスは横ばいで、0.02%高の96.567である。