16日に発表された好調な米小売売上高や、米イラン間での会合に対する期待感から、17日の金価格は下落している。
6月の米小売売上高は0.4%増となり、予想の0.1%増を上回った。このことを受け、ドルが買われ、米国債利回りは上昇し、金も下押し圧力を受けている。
日本時間午後6時19分時点におけるニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物は0.54%安の1403.65となっている。小売売上高の発表を受けて、金は大幅に下落した。
他方、トランプ政権がイランとの協議を模索していることが報じられ、金を下押ししている。
報道によると、マイク・ポンペオ米国務長官は、イランが初めてミサイル計画について交渉する用意があると述べた。
一方米中貿易に関しては、ドナルド・トランプ米大統領が、米中間で合意に達するには長い道のりが残っていると述べた。また、必要に応じて、3250億ドル相当の中国製品に対して追加関税が課される可能性もある。