[ワシントン/ジュネーブ 27日 ロイター] - トランプ米大統領は27日、イランが会談の開催と引き換えに求めた制裁解除の要求を拒否したと言明した。これに先立ちイランのロウハニ大統領は、米政府が対話の見返りに制裁解除を提案してきたが応じなかったと述べていた。
トランプ大統領はツイッターへの投稿で「イランは会談を持つために私が制裁を解除することを望んでいたが、私は無論ノーと言った!」と述べた。
ロウハニ大統領は自身のウェブサイトで、国連総会の合間に会談したドイツ・英国・フランスの首脳から、米政府が制裁を解除する意向だと聞かされたと明らかにした。
その上で、イラン側に交渉を行う用意はあったものの、「制裁下、そして最大圧力という有害な環境における交渉は受け入れられない」と述べた。
*英文の訂正により、第3段落の「米政府高官と会談した」などを削除し、新たな部分を追加します