[北京 4日 ロイター] - 中国外務省の耿爽報道官は4日、米中首脳会談開催の時期と場所について、習近平国家主席とトランプ米大統領はさまざまな方法でずっと連絡を取っていると述べた。
定例会見で述べた。
トランプ大統領は1日、中国との通商部分合意をアイオワ州で署名する可能性を示した。
米中の交渉担当者は「第1段階」の合意を今月署名する方向で詰めの協議を行っている。
12月15日には中国製ノートパソコンや玩具などに対する関税が発動される予定で、この日が重要な目安となっている。
また同報道官は、南シナ海問題について、米国は大げさにふるまうべきではないと警告した。
オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が、バンコクで開催された米国・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議での講演で、中国の南シナ海での「威嚇」行動を批判したことを受けた発言。