[ケープタウン 7日 ロイター] - 南アフリカ・エネルギー省傘下の中央エネルギー基金(CEF)は7日、サウジアラビアの支援を受け計画中の東沿岸部リチャーズ・ベイの新製油所(原油処理能力日量30万バレル)は、2028年までに操業を開始するとの見通しを示した。
サウジアラビアのファリハ前エネルギー産業鉱物資源相は今年1月、同製油所の建設計画を明らかにしていた。
CEFのゾノ総裁代理はケープタウンで開かれた石油・ガス会議でロイターに対し、計画はまだ初期段階だが100億ドルが投入されると示唆した。
また「状態は良い。われわれには投資や銀行からの出資を誘致する手堅いビジネスモデルがある」と付け加えた。その上で「製油所は27─28年には操業可能になるだろう」と述べた。
南アでは10年以上にわたり製油所の新設が協議されていたが、資金の調達に苦心していた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191108T023804+0000