[東京 11日 ロイター] - 原油先物価格は11日、下落している。米中通商協議の先行きに慎重な見方が広がり、売りが優勢となっている。
0117GMT(日本時間午前10時17分)時点で、ブレント先物価格は0.39ドル(0.6%)安の1バレル=62.12ドル。先週は1.3%上昇した。
米原油先物は0.35ドル(0.6%)安の56.89ドル。先週は1.9%上昇した。
トランプ米大統領は9日、中国との通商協議は「とてもうまく」進んでいると述べる一方、米国にとり適切な内容である場合のみ合意を受け入れるとの考えを示した。
1年以上にわたる米中貿易戦争を背景に世界各国の経済は減速しており、アナリストは原油需要見通しを引き下げている。2020年には原油が供給過剰になるとの懸念も出ている。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191111T024837+0000