[ロンドン 7日 ロイター] - 英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)賞のノミネートが7日発表され、バットマンの宿敵ジョーカーの誕生を描いた映画「ジョーカー」が作品賞、監督賞、主演男優賞など最多11部門でノミネートされた。
ネットフリックス (O:NFLX)が制作し、マーティン・スコセッシ監督が手掛けたギャング映画「アイリッシュマン」と、クエンティン・タランティーノ監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は、ともに10部門でノミネートされた。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は今年のゴールデン・グローブ賞の作品賞(コメディ・ミュージカル部門)に選ばれている。
ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の作品賞に選ばれた戦争映画「1917 命をかけた伝令」は、英国アカデミー賞では9部門でノミネートされた。
一方、英国アカデミー賞の今回のノミネートを巡っては、俳優部門の候補者が白人ばかりで多様性を欠いているとの批判が出ている。
英国アカデミー賞の発表・授賞式は2月2日にロンドンで行われる。