[スタバンゲル(ノルウェー) 9日 ロイター] - ノルウェー石油監督局(NPD)は9日、同国の原油生産が2019年から24年の間に43%増加するとの見通しを示した。新規油田が操業を始めるほか、旧式の生産設備が更新されることが背景。
同国海洋油田の原油生産は、主要な油田であるスベルドラップとキャストベルグが徐々に操業を開始する中、24年に日量202万バレルに達し、19年の141万バレルから増加すると見込まれている。
NPDによると、23年までに、原油とガスを合わせた生産は04年に記録した過去最高水準近くに達する見通し。
20年の天然ガス生産量は19年の1132億立方メートルから1171億立方メートルに拡大するものの、従来見通しの1202億立方メートルには届かない見込みという。
NPDは、同国の原油生産量が20年にトータルで日量176万バレルになると予想。1年前の予想(174万バレル)から上方修正した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200109T095914+0000