[ロンドン 7日 ロイター] - 米バンク・オブ・アメリカ(BofA)がEPFRのデータを基にまとめたリポートによると、今月5日までの1週間は、キャッシュ、金、投資適格債に資金が流入した。
株式ファンドからは74億ドルが流出。米議会で追加景気対策が可決されないリスクがあるとの懸念が浮上した。
過去1カ月、資金流入が続いていた欧州株ファンドからは10億ドルが流出。米国株ファンドからは過去6週間で最大の65億ドルが流出した。
BofAのブル・ベア指標は3.4で横ばい。「恐怖」の局面は脱したが、「貪欲」の局面にはまだ入っていないという。
最高値を更新している金には27億ドルが流入。
投資適格債ファンドには147億ドルが流入した。中央銀行の資産買い入れは1時間当たり20億ドルのペースで行われており、投資家が追随しているという。