[ロンドン 11日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ(BofA)が11日に公表したデータによると、投資家は直近1週間(12月9日までの週)に株式への投資をさらに拡大し、株式へのアロケーションは2015年3月に記録した過去最高に迫った。
BofAによると、投資家は181億ドルを株式ファンドに振り向けた。新型コロナウイルスのワクチン普及で2021年には各国経済がコロナ危機前の状態に戻るとの期待が高まり、株式市場への資金流入が続いている。過去6週間の流入額は1400億ドルと、過去最高に達した。
新興国株式への資金流入は39億ドルで、5週連続で大規模な資金が流入した。
株式のアロケーション比率は61.5%で、約6年前に記録した過去最高の62.5%に迫っている。
BofAのブル・ベア指標は、2週間前には4.7だったが、6.6に急上昇し、極端な強気の水準に急速に近づいている。
キャシュには約280億ドルが流れ、年末休暇を前に慎重ムードが広がったことが示された。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20201213T233619+0000