[ワシントン 15日 ロイター] - バイデン次期米大統領は、ホワイトハウスで国内の環境政策の調整役を担う責任者にオバマ前政権で環境保護局(EPA)長官を務めたジーナ・マッカーシー氏を起用する見通し。2人の関係者が15日、明らかにした。
バイデン氏は、気候変動問題で他国との調整を図る大統領特使にジョン・ケリー元国務長官を指名しており、マッカーシー氏が選ばれれば国内での調整役となる。
マッカーシー氏は現在、環境団体、天然資源保護協議会(NRDC)の会長を務めている。オバマ前政権ではEPA長官として火力発電所の排出削減を行うクリーンパワープランなどの環境保護政策立案に関わった。起用されれば、バイデン次期政権の気候変動対策で重要な役割を担うことになる。
バイデン氏はまた、エネルギー長官にジェニファー・グランホルム元ミシガン州知事(61)を起用する見通し。
運輸長官には、ピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長を指名した。
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