[東京 2日 ロイター] - アジア時間の原油先物は、約1%上昇している。主要産油国が生産調整合意に基づいて減産していることが相場を支援している。
0134GMT(日本時間午前10時34分)時点で、北海ブレント原油先物は0.51ドル(0.9%)高の1バレル=56.86ドル。米WTI先物は0.53ドル(1%)高の54.08ドル。
ロイターの集計によると、石油輸出国機構(OPEC)加盟13カ国の1月の産油量は7カ月連続で増加した。ただ、伸びは予想を下回った。
ロシアの産油量も増えたが減産合意の範囲内だった。カザフスタンの産油量は減少した。
アクシのグローバル市場ストラテジスト、スティーブン・イネス氏は、「OPECプラスのメンバーは、減産合意を真剣にとらえているようだ」と述べた。