[ワシントン 1日 ロイター] - 米ホワイトハウスは1日、バイデン大統領がトランプ前大統領の決定を覆し、アラブ首長国連邦(UAE)から輸入するアルミニウム製品への関税を維持すると発表した。
トランプ氏は2018年からUAE製のアルミ製品に課している10%の関税について、輸入割当で合意したことを理由に任期の最終日に当たる1月20日に取り下げを表明した。関税は3日に撤回される予定だった。
バイデン氏は声明で「UAE製のアルミ製品に適用される関税を維持することは、米国の安全保障上の利益に照らして現時点で必要かつ適切だ」と説明した。