[東京 30日 ロイター] - 原油先物は30日、続伸している。一部の国で導入されている新型コロナ規制の影響が懸念されているものの、業界統計で先週の米原油在庫が減少したことが支援材料となっている。
0122GMT(日本時間午前10時22分)時点で北海ブレント先物は1バレル=75.16ドル。米WTI先物は0.53ドル(0.7%)高の73.51ドル。
市場筋によると、米石油協会(API)の週間原油在庫は820万バレル減少した。
石油輸出国機構(OPEC)のバルキンド事務局長は29日、2021年の原油需要は日量600万バレル増加するとの見通しを示し、そのうち下期に日量500万バレル増が見込めると述べた。これを受け、需要回復期待が高まった。