[モスクワ 2日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は2日、2023年1月から大手の二酸化炭素排出企業に、排出状況の報告を義務付ける法案に署名した。気候変動対策での規制に向けた一歩で、政府系機関が企業からの報告を集計する。
環境団体グリーンピースのロシア支部は、野心的とはいえないが、こまでよりは良いと歓迎した。
原油・天然ガスを輸出するロシアは2019年にパリ協定を批准、2030年までに排出量を1990年比70%に削減することを目指す。91年のソ連崩壊後の重工業からの産業転換により実現は容易とみられている。