💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

原油先物は小幅続伸、OPECプラス会合延期による需給逼迫観測で

発行済 2021-07-06 11:45
更新済 2021-07-06 11:55
© Reuters.  7月6日 アジア時間の原油先物価格は小幅に続伸。石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」が5日に予定していた閣僚級会合を延期したのを

[東京 6日 ロイター] - アジア時間の原油先物価格は小幅に続伸。石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」が5日に予定していた閣僚級会合を延期したのを受け、需給が逼迫するとの見方で買われている。ただ、増産に動く可能性もあるため、上値は重い。

0052GMT(日本時間午前9時52分)時点で北海ブレント先物は0.07ドル(0.1%)高の1バレル=77.23ドル。

米WTI先物は前週末の清算値比で1.22ドル(1.6%)高の76.38ドル。5日は米独立記念日の振り替え休日で清算値が算出されなかった。

OPECプラスの次回協議の日程は未定。OPECプラスは2日、8月から12月にかけて減産規模を日量200万バレル程度縮小するほか、減産期間を2022年末まで延長する案を協議したが、アラブ首長国連邦(UAE)が減産の延長について受け入れを拒否していた。

© Reuters.  7月6日 アジア時間の原油先物価格は小幅に続伸。石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」が5日に予定していた閣僚級会合を延期したのを受け、需給が逼迫するとの見方で買われている。写真は2020年4月、米オクラホマ州クッシングで撮影(2021年 ロイター/Drone Base)

フジトミのアナリスト、田沢利貴氏は、OPECプラスが8月から供給を増やさないとの見方が5日に相場を支援したが、来月からのメンバー国の対応について不透明感があるため、投資家はどちらの方向にも動くのをためらっていると指摘した。

イラクのアブドルジャバル石油相は5日、同国はOPECプラスの現行の協調減産合意を順守すると語るとともに、原油価格が現在の水準を超えて上昇しないことを望んでいると述べた。

また、次回協議の日程が10日以内に決まることに期待感を示した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます