[モスクワ 6日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」の閣僚級会合が5日に中止となったことを受けて、ロシア大統領府の報道官はプーチン大統領がOPECプラスの首脳らと直ちに連絡を取る計画はないと明らかにした。
報道官は記者団に対し「作業は進行中だ。一つもしくは別の決断が必要になる」と語った。また、ロシア側の協議責任者はプーチン氏ではなくてノバク副首相だと指摘した。
協調減産を8カ月延長する案にアラブ首長国連邦(UAE)が反対したことを受けて、2日に続いて5日に開かれる予定だったOPECプラスの閣僚級会合は中止を余儀なくされた。