[ニューヨーク 10日 ロイター] - 米エネルギー情報局(EIA)は10日に発表した月報で、2021年の米原油生産量は前年比日量16万バレル減の1112万バレルになるとの見通しを示した。前月予想は21万バレル減だった。
EIAは、生産量は10月まで比較的横ばいで推移するものの、11─12月から2022年にかけて増加し始めると予想した。
22年の米原油生産量見通しは平均で65万バレル増の約1180万バレル。前月予想は75万バレル増だった。
21年の米石油・液体燃料需要見通しは158万バレル増の1970万バレル。前回予想は152万バレル増だった。
21年上半期の米ガソリン需要は平均で860万バレルと、20年下半期の830万バレルから増加したものの、19年下半期の930万バレルを下回った。
21年の世界の石油・液体燃料需要見通しは平均で9760万バレルと20年から530万バレル増加する見込み。22年は360万バレル増の1億0120万バレルと予想した。