[東京 19日 ロイター] - アジア時間の原油先物は6営業日続落し、3カ月ぶり安値付近で推移している。新型コロナウイルスのデルタ変異株の世界的流行に伴い燃料需要が減少するとの懸念と米ガソリン在庫が予想外に増加したことが重しとなっている。
0019GMT(日本時間午前9時19分)時点で、北海ブレント先物は0.85ドル(1.3%)安の1バレル=67.38ドル。前日は1.2%下落していた。
米WTI先物は0.93ドル(1.4%)安の64.53ドル。前日は1.7%下落していた。
両先物はここ6営業日で5%超下落し、前日には5月24日以来の安値を付けた。
米エネルギー省情報局(EIA)が18日発表した週間石油在庫統計によると、前週の米原油在庫は昨年1月以来の低水準に減少した一方、米ガソリン在庫はアナリスト予想(170万バレル減)に反して69万6000バレル増加した。