[ドバイ 31日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」の合同専門委員会(JTC)は、石油市場の見通しについて、今年は引き続き日量90万バレルの供給不足となるものの、来年はは生産拡大に伴い同250万バレルの供給過剰に転じるとの見方を示した。
ロイターが入手した資料によると、今年の世界石油需要は日量595万バレル増えるとし、従来の見通しを維持。来年は同328万バレルの伸びを見込む。
OPECプラスは9月1日に閣僚級会議を開き、今後の生産方針について話し合う。関係筋によると、会議では現行の計画を据え置き、予定通り小幅な増産を進める公算が大きい。OPECプラスは今後数カ月、協調減産を毎月日量40万バレル縮小することで合意している。
*情報を追加します