[14日 ロイター] - 米国時間の原油先物はほぼ変わらずとなった。ハリケーンから熱帯低気圧に勢力を弱めた「ニコラス」がテキサス州に大雨と停電をもたらしたものの、ハリケーン「アイダ」よりも米エネルギー施設に対する被害は限定的だった。
清算値は、北海ブレント原油先物が0.09ドル高の1バレル=73.60ドル。一時74.28ドルまで上昇した。米WTI原油先物は0.01ドル高の70.46ドル。この日の高値は71.22ドルだった。
米内務省安全環境執行局(BSEE)によると、米メキシコ湾岸での原油および天然ガスの生産は14日時点でなお39%以上が停止している。