[メルボルン 22日 ロイター] - 22日の原油先物は約1%上昇。オーバーナイトの上げを引き継いでいる。業界データで先週の米原油在庫が2つのハリケーンを受け予想以上に減少したことが判明し、需要が改善する中でタイトな供給状況が意識された。
0131GMT(日本時間午前10時31分)時点で、米WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物は0.75ドル(1.1%)高の1バレル=71.24ドルと続伸。
北海ブレント原油先物は0.68ドル(0.9%)高の1バレル=75.04ドル。こちらも続伸。
市場筋によると、米石油協会(API)の21日付データでは17日までの週に米原油在庫は610万バレル減。減少幅はロイターがまとめたアナリスト10人の予想平均240万バレルを大幅に上回った。
市場は米エネルギー情報局(EIA)が22日に公表する在庫データも注目している。