[ワシントン 22日 ロイター] - 米政権で気候変動対策を担うジョン・ケリー大統領特使は22日、数週間中に中国を訪問する計画を明らかにした。また、バイデン大統領がいずれかの時点で、中国の習近平国家主席と会談すると確信しているとしつつも、明確な時期は不明と語った。
習氏は21日、中国が海外で新たな石炭火力発電所を建設しないと表明。気候変動対策に関する新たな公約を示した格好だ。
ケリー特使はMSNBCに対し、習氏のコミットメントに改めて支持を表明し、中国が「極めて真剣」に気候変動対策に取り組んでいる姿を浮き彫りにし、気候変動対応を巡り中国は「ポジティブなプレイヤー」になるとの認識を示した。