[シンガポール 13日 ロイター] - 中国税関総署が13日発表したデータによると、9月の原油輸入量は前年比15.3%減少した。国際原油価格が上昇する中、企業が在庫を取り崩す動きが見られた。輸入枠の削減も影響した。
天然ガス輸入は1062万トンで1月以来の高水準。暖房用の需要が高まる冬を前に調達が活発化した。
9月の原油輸入は4105万トン、日量約999万バレル。8月は日量1049万バレル、前年9月は1180万バレルだった。
1─9月の輸入は3億8740万トンで前年比6.8%減少。原油および石油製品の輸入枠削減で4月以降、購入が減速している。
SIAエナジーは、工業部門への電力使用制限で燃料需要が減退したと指摘した。