[ニューヨーク 13日 ロイター] - 米エネルギー情報局(EIA)は13日発表の月報で、2021年の米原油生産を前年比日量26万バレル減の同1102万バレルに下向き改定した。前月予想は20万バレル減だった。22年については、1173万バレルに回復すると予想した。
米原油生産は新型コロナウイルス禍を受けた需要減少に伴い落ち込んだものの、依然、コロナ前の水準には戻っていない。
米石油・液体燃料需要見通しも、21年は148万バレル(前月予想は155万バレル)、22年は76万バレルに下方修正された。
EIAは同日発表の冬季燃料見通しで、今冬(10─3月)はエネルギー価格の上昇で家計からの暖房支出が増えるだろうと予想した。