[17日 ロイター] - イラク石油省のジハード報道官は17日、1バレル=80ドルを上回る原油価格は「前向きな指標」としつつ、長期的には安定性が必要だと述べた。テレグラムチャンネルで語った。
報道官はまた、イラクが石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」の合意を順守することで、収益の最大化を目指すと強調した。
一方で、新型コロナウイルスとその変異株が完全に封じ込められておらず、世界の石油市場を巡る課題は依然残っているとの認識を示した。
OPECプラスは今月、毎月日量40万バレル増産する従来方針の維持で一致した。