[北京 28日 ロイター] - 中国国有石油大手、中国石油天然気(ペトロチャイナ)が28日発表した第3・四半期決算は、純利益が過去最高水準だった前年同期から45%減少した。市場予想は上回った。
純利益は220億9000万元(34億5000万ドル)と、アナリスト予想の158億元を上回った。前年同期はパイプラインと貯蔵施設のスピンオフ(分離)を完了した影響があった。
1─9月の利益は751億元と、前年同期の7倍超となった。石油・ガス価格の高騰による押し上げがあった。
1─9月の原油生産量は5.6%減の6億6230万バレル。ガス生産は6.5%増の3兆2810億立方フィートだった。
同期の原油処理量は3.9%増の9億1200万バレル。
天然ガス販売量は14%増の1987億立方メートル。このうち国内販売は1380億立方メートルで、前年同期から16%増えた。