[カイロ/ロンドン 1日 ロイター] - クウェートのファーリス石油相は1日、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国で構成される「OPECプラス」が先に合意した日量40万バレルのペースでの増産計画を支持すると述べた。国営クウェート通信(KUNA)が報じた。
それによると、ファーリス氏はOPECプラスの現在の計画について、世界の需給を均衡させる十分な増産だという認識を示した。
イラク石油販売公社(SOMO)も10月30日の声明で、OPECプラスの計画を上回る規模の増産は不要だと主張していた。
一方、- バイデン米大統領は10月30日、余剰生産能力がある20カ国・地域(G20)の主要エネルギー産出国に対し、世界経済の回復を促すため、増産を求めた。