[ワシントン 8日 ロイター] - グランホルム米エネルギー長官は8日、バイデン大統領がガソリン価格の高騰に対処するため、週内に行動を取る可能性があると明らかにした。
グランホルム長官はMSNBCとのインタビューで「世界市場を巡る問題であるため、限られた範囲内ではあるものの、バイデン大統領はガソリンスタンドの価格への対応に向け、いかなる選択肢があるか見極めている」とし、「願わくば週内に何らかの発表があるだろう」と語った。それ以上の詳細には踏み込まなかった。
バイデン大統領は6日、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が追加増産を見送ったことを受け、原油価格の高騰に対処する方法はあるという見解を示した。
原油価格は1バレル80ドルを超え、消費者向けのガソリン価格も上昇している。