[23日 ロイター] - 米テキサス州にある石油大手エクソンモービルのベイタウン製油所内で23日、火災が発生し、作業員4人が負傷した。
エクソンによると、死者は出ていない。負傷者のうち2人は病院で治療を受けた後、退院した。残り2人の容体も安定しているという。
火災発生は米中部標準時間23日午前1時(日本時間同日午後4時)ごろ通報され、7時間後に鎮火したものの、原因は分かっていない。
エクソンの担当者は会見で、火災はガソリンを生産する施設に影響を及ぼしたと話した。
施設関係者がロイターに説明したところによると、火災は製油所内の水素化処理施設で発生した。この日はバイパス配管から漏れが見つかり、製油所を閉鎖していた。
ハリス郡保安官のエド・ゴンザレス氏はツイッターで、負傷者は配管の修理に当たっていたとし、当初の報告は何らかの爆発があったことを示していると述べた。
ベイタウン製油所(処理能力日量56万0500バレル)は米最大級の精製・石油化学工場。