[ロンドン/クウェート 3日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)が次期事務局長に任命したクウェートのハイサム・アルガイス氏は3日、ロシアなどOPEC非加盟国との「協力宣言」(DoC)維持が自身の最優先事項であり、それが石油業界の広範な利益につながると述べた。
OPECは3日に開いた会合で、バルキンド事務局長(ナイジェリア)の後任に、アルガイス氏を任命することで合意。アルガイス氏は8月1日に就任する。
アルガイス氏はロイターに対し、2023年までDoCを維持することを支持するかとの質問に対し「それは私の最優先事項の1つであり、DoC維持を支持する」と表明。「石油業界とDoCに署名した全23カ国にとってより広範な利益になる」と語った。