[カイロ 3日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)のハイサム・アルガイス次期事務局長は3日、世界の石油需要が2022年末までに新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準に戻るとの見通しを示した。サウジアラビアのテレビ局アルアラビヤが報じた。
アルガイス氏はまた、OPEC加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」について、石油市場の安定と均衡にとって重要だと述べた。
OPECはこの日に開いた会合で、バルキンド事務局長(ナイジェリア)の後任に、クウェートのアルガイス氏を任命することで合意。アルガイス氏は8月1日に就任する。