[4日 ロイター] - 米国時間の原油先物は上昇。北海ブレント先物清算値は1バレル=80ドルを超え、昨年11月以来の高値を付けた。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は4日に開いた会合で、2月も現行の増産ペースを維持することで合意。新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大による世界的な原油需要に対する影響は軽微かつ一時的なものとの認識を示した。
清算値は、北海ブレント先物が1.02ドル(1.3%)高の1バレル=80ドル。オミクロン株発見報道前となる昨年11月26日以来の水準をほぼ回復した。
米WTI先物は0.91ドル(1.2%)高の76.99ドル。